3Dプリンターで造形されるモデル形状はSTLデータのポリゴンの粗さに影響を受けます。大抵の3D CADにはSTLデータのポリゴン粗さを調節するオプションがあります。
予め設定タブ等から設定しておく、保存時のオプションから設定する等、設定タイミングはまちまちですが、Solidworksを例にご説明致します。
Solidworksは保存時のオプションから設定可能です。
3Dデータの編集の後名前をつけて保存から、ファイルの種類→STLを選択します。
STLを選択するとSTLの設定を変更するオプションボタンが表示されます。多くのCADではSTLを選択しないとこのボタンは表示されません。
出力フォーマットはデータを軽くするため、バイナリをおすすめします。偏差と角度を設定します。この数値が小さいほど、細かくSTLが出力されます。下絵の数値だと少々粗めです。
偏差と角度を適切な数値に設定して保存します。細かくし過ぎるとデータサイズが過剰に大きくなってしまいます。
左側は少々粗く、右側は綺麗にポリゴンが出力されています。モデルサイズや形状によって適切なポリゴン粗さは違いますので、詳しくはお問い合わせ下さい。
また、ソフトによってポリゴン粗さの設定方法は変わってまいります。そちらは各ベンダー様にお問い合わせ下さい。